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仕事がなくならないことを示し、失業不安を和らげようとしている。

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サウナスーツ
最初は「サウナスーツ」の情報でした。
では情報を切り替えて、マクロン氏の狙いはポピュリズムの抑え込みだ。
雇用の安定に力を入れることで労働者に技術革新を受け入れても仕事がなくならないことを示し、失業不安を和らげようとしている。
演説でマクロン氏は、IT分野での技術革新の重要性に言及すると同時に、各国の規制を取り除いてデジタル経済の潜在成長力の向上を狙うデジタル市場の完全統合も掲げた。
ユーロ圏改革が実現すれば、欧州は新たな金融危機への備えをより確かなものにできるはずだ。
マクロン氏の提案が真価を 発揮するかは欧州が今より野心的で外に開かれ、自信にあふれた共同体になるか、保護主義の要塞のようになるかで決まる。
もっとも同氏が国内改革で成功しなければ、提案は一顧だにされないだろう。
フランスがEUの力の源泉ではなく経済の安定を脅かす存在であり続ければ、大統領はドイツの首相の隣に立つ脇役にしかなれないからだ。
内政に関し、マクロン氏は出だしで失点したように見えるかもしれない。
ニュースの見出しをにぎわしているのは専ら、自身の多額のメーク代や支持率の急落、それにそこはかとなく漂う傲慢さだ。
大統領選でマクロン氏に投票したのは政策を支持したからのはずなのに、国民は早くもその政策に異議を唱えている。
もっともフランス人は不満が多いことで 有名なので、予想されたことではある。
この国では改革の話が持ち上がれば市民が街頭に出て抗議し、それを見た政府が撤回する。
結局、現状のまま何も変わらないというのがお決まりのパターンのようだ。
しかし、よく見るとマクロン氏はこの流れを壊そうとしているのかもしれない。
それほど注目を集めなかったが、実はこの夏、驚くようなことがあった。
by ngzh234 | 2017-10-12 14:58